印刷会社と広告代理店の違いってわかりますか?
「どちらも同じようなことをやっている」とザックリいうとわかっていない人が大半でしょう。
まずはこれを簡単に申しますと、広告代理店はディレクションを行うのがメインのお仕事、「うちこんな提案できまっせ~」ってのが広告代理店で、印刷会社はそのディレクションを基に印刷する会社「あんたら持ってきた仕事形にしまっせ~」っていうのが印刷会社の役割です。
モノを提案す広告代理店とモノを形にするの印刷会社というのが一般的な関係でしょう。
ところがどっこい、大手広告代理店や大手印刷会社はこのすべてを行ってしまうので「それぞれの会社の役割がわからない」などと申す人が出てくるのでしょう。
力のある会社は、広告代理店や印刷会社を飛ばして、自分たちの会社で一つのもの作り上げてしまうだけの財力と能力があります。
さてさて、そんな印刷会社や広告代理店で今必要とされている人材はどんな人材だと思いますか?
■印刷会社や広告代理店で必要な人材
それはディレクション能力と画像処理能力、あとはコミュニケーション能力です。
紙媒体がどんどんと形を変えております。
それに付いていっている企業はどのくらいあるのでしょうか?
恐らくは、「一握りの人間」しか時代の流れに付いていけていないと思います。
そのくらい時代の流れは速いのです。
恐らく大手印刷会社や大手広告代理店には、お飾りとしてしか機能していない課長や部長がいるでしょう…(時代が流れが早すぎるので、シカタノナイコトなのですが…)
あとは定年を待つのみか、もう一度時代の流れに乗って部下達を引っ張っていけるのか…
今広告代理店や印刷会社がほしいと思っている人間は、そんな流れの速い世の中に順応できる人材でしょう。
ディレクション能力はもちろん、フォトショップやイラストレーターが扱えるのはもちろん、DTPが扱えるのことも必要です。(もちろん、それができなくても印刷会社や広告代理店で働いている方はたくさんいます)
印刷会社であれば、紙媒体についての知識もまだまだ必要でしょう。
最も今この業界が求めている人材は他の業界から吹く新しい風。
たくさんの会社で勤めてきた実績こそが、印刷会社や広告代理店で働く鍵となります。
皆さん、自分にしかない個性を存分にアピールし、活躍できる羽を持った人材となってください。