セクハラにあわないためには、まず、自分の意見をはっきりと言えるようにする事だと
思います。まず、相手はやっかみあるいは、ひやかしの気持ちで軽く考えている事が
多いので、異性からのセクハラに関しては堂々と、切り返すように度胸を持つように
しましょう。うまく切り返すことができれば相手も二度とからかおうという
軽い気持ちではセクハラをしてくることはなくなるでしょう。
しかし、妬み等の仕事の足を引っ張る形でのセクハラに関しては、相手を巻き込む
といった状態に持っていく事で、この様なタイプのセクハラにも今後合う事はなくなる
でしょう。上記に挙げたようにセクハラから逃れることができた場合には、
次の嫌がらせが待っていると心得てください。
セクハラをしていた人が上司ならば、仕事の量が増えるか、もしくはお給料が減らされ
てしまうか。他にも嫌がらせがあるかと思いますが、この様に明らかな労働法の違反
ではないかという事柄が生じた場合には、職場の組合に掛け合うか、セクハラ相談
の専門ダイアルなどに相談してみるのもいいかもしれません。
自分をしっかりと持って、セクハラを受けたからと泣き寝入りすることなく毅然とした
態度で切り替えしていけば、相手もつまらないと感じるのかセクハラ攻撃は嘘のように
おさまります。
しかし、厄介なのは同性間のセクハラです。こちらは完全な嫉妬あるいは妬みです。
自分に良いパートナーがいないから、正反対の相手を見つけてはセクハラ攻撃を
してきます。この様なセクハラの場合には周囲の人を巻き込んでしまい、相手がいかに
恥ずかしい事をしているのか、思い知らせてあげましょう。
その後は、セクハラをした相手は最悪の場合訴えてくるかもしれませんが、
セクハラをしたのは事実です。周囲の人と協力してその相手がセクハラをしたという
事実を残しておいてください。そして、面と向かって話し合いをしてください。
当然のことながら、職場の組合やセクハラ相談の専門ダイアルに掛け合ってみる事を
お勧めします。但し、これまでセクハラ対策は異性間を対象としているので、
同性間のセクハラに関してはどのような対応をとってもらえるかは定かでは
ありませんが。
セクハラにあいやすいタイプとしては、おっとりしている、おとなしい等
色々とありますが、学生時代でいうところのいじめられやすいタイプにあたるのかと
思います。
変な言い方ですが、何を言っても大丈夫な人というのが、セクハラにもあいやすい
タイプなのだと思われます。それでしたら、性格を変えるというのは難しいかも
しれませんが、ただ、嫌がらせを受けたのならば、切り返すという事を忘れないように
していれば、良い切り返し方にせよ、悪い切り返しにせよ相手からすれば、
この人に言うと倍以上に帰ってくるから、今度からはやめようと感じるか、
返事が返ってきた面白いからまたやろうと感じるかは、あなたの切り返し方次第です。
上手な切り返し方法を、自分の中でシミュレーションしてみるのも、案外面白いかも
しれません。シミュレーション通りにいった場合は、とても嬉しいですし、むしろ
今度はどんな手でくるのだろう?と逆に楽しみになってしまうかもしれません。
そうなると、相手はこんな人にセクハラはきかない。とあきらめる事でしょう。
こうなってくると、その噂は職場内に広まっていくので、他の人もこの人にはセクハラ
が通用しない。という事が知れ渡っているので、他の部署に異動になったとしても
セクハラにあう事は殆どないでしょう。もしあったとしたら、以前よりハイレベルな
セクハラとなってくるので、自分で対応できそうであれば、上述のシミュレーションで
撃退してください。最終的には組合への掛け合いは必ず実行してください。
セクハラは職場内だけにとどまらず社会生活をしていくうえで、様々な場面で、
突然巻き込まれる場合があります。
例えば、地域内のコミュニケーション中に、ご近所の方から、結婚はまだ?と
聞かれる事や、子供ができたら次も作るよね?等ご近所さんなので、
波風たてないようにやんわりと対応した方が良いのかもしれません。
意外なところで出会うセクハラに対抗してみせると意気込むのではなくて、
セクハラを受けた。では次にどう切り替えそうか?と考えた場合、その場面は
職場なのか地域コミュニティーなのかによっても切り返し方が変わってきます。
地域コミュニティーでセクハラにあったとしても、相談する場所がまだ、確立されて
おらず、住環境の近辺での事なので、簡単に移動することができず、
上手に切り返さないと今後も容赦のないセクハラが待ち構えているかもしれません。
特に、セクハラに合わないようにするからと言って近所づきあいを止める事も不可能で
すから案外と厄介なものなのかもしれません。やはりここは、やんわりと大人の対応を
した方が無難なのかも知れません。
セクハラにあわないためには、自分の意見をはっきりと言えるようになって様々な場面
においてシミュレーションを行いいつでもどのような場面においても相手も自分も
傷つく事のないように切り返すことの繰り返しによって、セクハラにあわないように
なっていくものだと考えられます。